南こうせつの若い頃は怖い?喧嘩の真相と大物な交友関係がすごい

デビュー55周年目を迎えた歌手の南こうせつさんは、今年27年ぶりにNHK紅白6度目の出場を迎えます。

情熱的で繊細な人柄に加え、科学的に癒し効果が証明されたという奇跡の歌声を持つ南こうせつさんの若い頃を、画像と動画で振り返ります。

現在の南こうせつさん

南こうせつさんの生年月日は1949年2月13日。2024年現在で75になります。

2025年1月25日には、”ラストサマーピクニックin武道館”のライブCDを発売予定。

会場には錚々たる著名人からの花が寄せられ、ライブゲストにはさだまさしさんや森山りょうこさん、ゆずもサプライズ出演。1万人の観客が歌声に酔いしれる中、全29曲が披露されました。

還暦を迎えた人も多いというファンからは「ほんわかした雰囲気がやっぱりいいね」「歌って、笑って、踊って、涙して、最高でした」「コンサート開始前から元気いっぱい 半世紀前の若き日の思い出が蘇ってきた」などという声が上がっていました。

デビュー当時の南こうせつさん

南さんが東京の大学でフォークソングを歌っていた頃、3社からデビューの誘いを受け、日本クラウンと契約。1970年(当時21歳)、『最後の世界 / むなしいうた』でソロデビューしました。オファーを受けて満を持して挑んだ初シングルでしたが、レコード会社から180枚しか売れていませんと言われ屈辱を味わったそうです。

しかし、自身がリーダーを務める「南こうせつとかぐや姫(第2期かぐや姫)」を結成、『北の宿から』や『UFO』の作詞家・阿久悠さんとの出会いにより、3年後の1973年には『神田川』が160万枚という記録的ヒットを叩き出しました。

しかし全てがうまく行っていたわけではなく、かぐや姫としてグループを結成するも音楽関係者や芸能関係者らに楽曲の理解が得られず、紅白出場の依頼を断るなどしたエピソードも。

その後かぐや姫としては1975年に解散。以降は不定期で再結成しつつ、日本では先駆けとなるソロのシンガーソングライターとして活動していきます。

1970年 デビューシングル
1970年の初シングル(初代かぐや姫)
1971年リリースした初アルバム(第二期かぐや姫)
1977年、解散後ソロ2枚目のシングル

全盛期の南こうせつさんは怖かった?

穏やかで優しい曲調と歌声が印象的な南こうせつさんですが、実は「怒らせると怖い」と言った逸話があります。

新幹線事件

2005年8月28日放送の『伊集院光 日曜日の秘密基地』の中で長渕剛さんの語った話では、新幹線内で移動の際、同じグリーン車両で酒を飲んで横柄な態度をとっていたヤクザに対し、胸座をつかんで「ハイ!! 皆さん、どうも南こうせつでございます。こういう方は許して良いんでしょうか皆さん」と投げかけました。

それを見ていた長渕さんは本当に強い人は威圧するような外見や態度を取るような人ではなく普段はやさしく穏やかな人なんだと悟ったと言います。

長渕剛事件

2chより、こんな逸話がありました。

「順子のブレイクで天狗になった長渕が先輩歌手やスタッフに対して生意気な態度をとるようになり、
見かねたこうせつが楽屋に乗り込んで半殺しに
したという話を聞いたことがある
座り小便で命乞いして何とか許してもらったそうだが、あの時の舎弟関係はまだ続いていたのか」

電車事件

また、Yahoo知恵袋にはこんな話も。「友人から聞いたのは電車でチンピラに絡まれてる人がいて、南さんがそのチンピラの耳元でボソボソ。そしたらチンピラが青ざめた顔でその場を去って行ったと。裏の顔も持ってたのかなあ。」

南こうせつさんと長渕剛さんの友情

南こうせつさんは、長渕剛さんをデビュー前から応援し続け、弟分として熱心にバックアップしてきました。

デビュー直後には、自身のコンサートの前座に長渕を登場させ観客の前でパフォーマンスする機会を与えるなど、彼の才能を後押し。また、南さんがパーソナリティを務めたラジオ番組「オールナイトニッポン」では、長渕のコーナーを設けて弾き語りを披露させ、後のブレークへの足がかりを作り上げました。

長渕さんは2019年に当時を振り返り「約60カ所回り、その1つ1つで30分のステージをやらせてもらった。そう言った意味では、こうせつ先輩のファンに育ててもらったという感じはあります。」と語っています。

これに対し南さんは、「僕の前座をやったなんて自分から言うとは…。長渕も大人になったんだなって」と返しています。

南こうせつさんと仲が良い!大物有名人

歌手人生の長い南こうせつさん。ライブゲスト等で出演・共演したアーティストは、フォークをきっかけに

  • 伊勢正三(かぐや姫のメンバーで盟友)
  • 山田パンダ(かぐや姫のメンバー)
  • 吉田拓郎(フォーク界の大御所で親交が深い)
  • さだまさし(フォークソング仲間)
  • 小田和正(オフコースで活動、親交が深い)
  • 中島みゆき(フォーク界の代表的な存在)
  • 長渕剛(若い頃からの支援者と弟分の関係)
  • イルカ(フォークシンガーとして共演が多い)
  • 坂崎幸之助(THE ALFEEのメンバー)
  • 谷村新司(アリスのメンバーとしても活動)
  • 松山千春(フォーク界の代表的アーティスト)
  • 浜田省吾(フォークからロックへと転向したシンガーソングライター)
  • 加藤登紀子(シンガーソングライター、フォーク界の重要人物)
  • 森山良子(フォークソングの先駆者)
  • ゆず(フォークデュオ)
  • 五木ひろし(演歌の大御所として異色の共演)
  • 石川さゆり(演歌界の大御所として共演)
  • 高嶋ちさ子(生歌と生演奏でのコラボ)