最多記録が異次元と評される、今も根強い人気を誇る連続ドラマ「科捜研の女」で20年以上主演を務め、国民的女優として知られる沢口靖子さん。
デビュー作の映画『刑事物語3 潮騒の詩』で一躍注目を浴び、NHK連続テレビ小説『澪つくし』ではヒロインとして大ブレイク。その後も映画、ドラマ、舞台で活躍し続け、「沢口靖子=安定感と上品さ」といったイメージが定着しています。
今回は、そんな沢口靖子さんの若き頃についてご紹介します。。
現在の沢口靖子さん
沢口靖子さんの生年月日は1965年6月11日。2024年現在で59歳になります。
CM、舞台、映画など数々の作品で存在感を見せる沢口さんですが、テレビドラマでは主演を務める「科捜研の女」はシリーズ25年目を迎えます。
年齢を感じさせない若さには年々経っても多くの人を惹きつける魅力がありますね。
一方、かねてより「顔はいいけれど演技力が・・」と批評もあった部分については「2024年からは表情が超飛躍的に豊かになった」「今まで棒読みって言ってたけどごめんなさい。素晴らしくなってた。」と一部の視聴者から再評価を受けるなど、進化をうかがわせる部分もあります。
こちらは共演されている「科捜研の女 season24」の“宣伝大使”永尾柚乃 (Yuno Nagao)さんのインスタグラムより引用。
こちらは2023年の劇場公演・二兎社『パートタイマー・秋子』のヒロインコメントより引用。
こちらは、6年前の任天堂のCM出演時の姿。これを見ても現在の年齢を全く感じさせない姿に驚くばかりです。
デビュー当時の沢口靖子さん
1984年、第1回「東宝シンデレラ」で3万1653人の中からグランプリに選ばれ、当時19歳で芸能界入りを果たします。後輩には長澤まさみさん(5回)や、上白石萌歌さん(第7回)。
同年、映画『刑事物語3 潮騒の詩』で女優デビュー。この作品内で挿入歌「潮騒の詩」を歌い、歌手としてもデビューしました。
#刑事物語3 鑑賞
— シドめろ@映画厨(ヴォンクラ映画学会理事長) (@ColdRolling) November 29, 2023
沢口靖子のデビュー作だそうな
相変わらず冴え渡る蟷螂拳とハンガーヌンチャク
アクションシーンはジャッキー映画のパロディ感強め
正直つまらなくは無いが演出面のマンネリ化は否めない
それでも最後まで観てしまうのは何か普遍的な魅力が有るんだろうなぁ#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/EXMcP48OIa
19歳の時に出演した映画『ゴジラ』(1984年、東宝)では第9回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。また、挿入歌「さよならの恋人」もリリース。
84ゴジラ4K観て思ったのが、当時19歳の沢口靖子の雰囲気が、浜辺美波に似ている。眼がでかいwwこれぞ東宝芸能の伝統。 pic.twitter.com/w4VNE72ogf
— ニック (@g_nicknicknick) December 30, 2023
ブレイクのきっかけ
20歳の時に放送されたNHK連続テレビ小説『澪つくし』ではヒロインを務め、全国的な人気と知名度を確立。その後は、天然の美貌と関西人的な明るさを活かし、シリアスな役柄からコメディまで幅広い作品で活躍する足がかりとなりました。
若干20歳でNHKでヒロインを務めるなど、その運の強さと生まれ持ったヒロインの素質は誰もが認めるところ。その後もテレビドラマ、CMなど露出が増えていきました。
端正な顔、上品な佇まいも相まって、その後も「看護婦物語 いのち、ここに燃えて」をはじめとするテレビドラマでは数々の主演を務め上げます。
当時は演技力・歌唱力は二の次という言われ方もありますが、抜群のルックスと天真爛漫なキャラクターは「中毒性がある」「アニメから出てきたような存在感」と視聴者らから高い評価が。多くの人にとってのヒロインのような沢口さんの非凡さが伺えますね。