女優・賀来千香子(かく ちかこ)さんは1980年代から現在に至るまで、40年以上にわたり第一線で活躍する日本の代表的女優です。俳優・賀来 賢人さんの叔母にも当たるため、近年はその年齢を感じさせない若さでも多くのファンを驚かせています。
今回は賀来千香子さんのデビュー当時の写真から現在の最新ショットを比較しながら、彼女の魅力の変遷に迫ります。
現在の賀来千香子さん
賀来千香子さんの生年月日は、1961年10月17日。
2024年現在で63歳になります。
近年の賀来千香子さんは、テレビドラマや舞台での活躍に加え、トークイベントなどにも出演し、多方面で注目を集めています。レギュラー番組として『あしたも晴れ!人生レシピ』(NHK Eテレ)を受け持ち、TVドラマでは『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)、2025年放送予定の『わたしだけのアイリス』(NHK BS)に出演。
バラエティのほかCM、映画、舞台と活躍の場は広く、彼女の上品な品格と透明感のある美しさも相まって、幅広い年齢層のファンを魅了しています。
還暦を迎えたとは思えない美しさと共に、安定感ある存在感は多くの人に癒しを与えます。現在も日本のエンターテインメント界に欠かせない存在と言えるでしょう。
20代~30代(1980年代後半~1990年代)の頃
賀来千香子さんは、18歳からモデル活動を開始。女子美術大学短期大学部造形科を卒業後、19歳で雑誌『JJ』のモデルとしてデビューし、抜群のスタイルと美貌で一躍有名に。住友銀行や丸善石油のポスターにも起用されました。
その後も活躍の場が広がり、1982年、TBSドラマ『白き牡丹に』で女優デビューを果たし、その後も『少女に何が起こったか』や『男女7人夏物語』などのヒット作に出演し、透明感あふれる美しさと自然な演技が多くの視聴者の心を掴み、一躍人気女優となりました。
1992年には、ドラマ『ずっとあなたが好きだった』での冷徹な妻役が話題を呼び、高視聴率を記録。ヒット作が続いたことで、「トレンディドラマの女王」としてその地位を確立します。
映画でも活躍し、幅広いジャンルの作品で実績を積みました。
1994年に俳優の宅麻伸さんと結婚しましたが、2012年に離婚。美男美女のおしどり夫婦とも呼ばれましたが、「すれ違いにより二人の間の溝が埋められなくなった」とコメントしています。
実際、TVドラマだけでも1990年代に34本以上の番組に出演しており、主演の役も多数あったことから、多忙を極めていたこともすれ違いの一つの要因になったことが考えられます。
40代~50代(2000年代~2010年代)
40代以降は、「ヤメ検の女」と言った主演ドラマのシリーズものが作られるなど、女湯としての仕事も安定。映画が増え、幅広い年齢層の視聴者に支持されました。
#BS朝日 で再放送なう『ヤメ検の女』より(画像左)
— あさみめぐる (@asami_meguru) September 6, 2021
賀来千香子さんと池上季実子さん。何やら見覚えがあると思ったら……😅
#男女7人夏物語 pic.twitter.com/PGffMMcUz7
また、舞台や映画にも精力的に出演し、若手俳優たちと共演することで幅広い役柄をこなす実力派女優としての評価を高めました。この時期にはバラエティ番組やトークショーなどにも出演し、女優としての活躍だけでなく、多彩な魅力を発揮。また、2013年からは雑誌「HERS(ハーズ)」の表紙を飾るなど、モデルとしても再び活躍します。
現在も女優業を中心に活動を続けており、優雅で気品ある存在感は多くのファンを惹きつけています。