片岡鶴太郎さんは、現在では画家や書道家としての才能も注目されていますが、その若い頃は俳優として一世を風靡していました。
1970年代から1980年代にかけて多くのドラマや映画に出演し、その硬派で情熱的な演技が高く評価されていました。
今回はそんな片岡鶴太郎さんの若い頃の活躍に焦点を当てて、その魅力を掘り下げていきます。
現在の片岡鶴太郎さん
片岡鶴太郎さんの生年月日は1954年12月21日。 2024年現在、70歳になります。
公式のInstagramでは日々の活動や作品、ヨガの実践風景などを投稿し、ファンとの交流を深めています。
さらに、オフィシャルブログ「鶴日和」では、日常の出来事や感じたことを綴っており、彼の人柄や考え方に触れることができます。
片岡鶴太郎Instagram
オフィシャルブログ「鶴日和」:アメブロ
デビュー当時の片岡鶴太郎さん
片岡鶴太郎さんは高校卒業後、俳優を目指して清川虹子の自宅を訪れ、弟子入りを志願しましたが、清川には会えず、付き人から「男の付き人は採らない」と断られました。
その後、警察を呼ばれる寸前で断念。生活のため土木作業員として働いた後、1973年に声帯模写の片岡鶴八に弟子入りし、東宝名人会や浅草松竹演芸場などで舞台に立つようになりました。 これが実質のデビューです。
あまりにも無名だったためか、舞台デビュー当時の画像などは見当たりません。
芸人当初 活躍していた片岡鶴太郎さん
24歳の時、実質的なテレビデビューとなるフジテレビ系『お笑い大集合』に出演。
片岡鶴太郎の芸名でテレビに進出するが漫才ブームには乗れず。
その後はお笑いタレントとして『オレたちひょうきん族』で披露した近藤真彦のものまねにより一躍脚光を浴び、九官鳥の「キューちゃん」や浦辺粂子、たこ八郎などの真似で人気を博した。
当時は小太りの体型で、熱いおでんを無理矢理食べさせられて大げさなリアクションを繰り出すなど、いじられ芸人的なキャラクターで人気者に。
多才な活動をする片岡鶴太郎さん
1988年には「今までの自分が嫌になり、それを否定したかった」という理由から、プロボクサーのテストを受験した。当時ボクシングプロテストの受験資格年齢は29歳までであり、33歳だった鶴太郎に本来受験資格は無かった。
しかし、日本ボクシングコミッション(JBC)に懸命に頼み込み「合格しても試合には出場できない」という条件で特別に受験が叶い、見事合格を果たす。
受験にあたって前年から減量を始め、それまでの小太りから急激にシャープな体型に変わった。
さらに、ヨガや絵画など多方面に興味を持ち、後の多彩な活動の基盤を築いていきました。