今年の「NHK紅白歌合戦」にも登場し、圧巻のパフォーマンスで日本中を魅了したB’z。
ボーカルの稲葉浩志さんとギターの松本孝弘さんによる最強タッグは、音楽界でまさに唯一無二の存在です。
特にギタリストとして世界的にも評価されている松本孝弘さんの若い頃は、現在の圧倒的な実力と個性の原点ともいえる時代でした。
この記事では、B’z松本孝弘さんの若い頃にスポットを当て、稲葉浩志さんとの関係性や伝説の軌跡を、貴重な画像とともに振り返ります。
現在の松本孝弘さん
松本孝弘さんの生年月日は1961年3月27日。
2025年1月現在で63歳になります。
項目 | 詳細 |
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生誕 | 1961年3月27日(63歳) |
出身地 | 日本 大阪府豊中市 |
学歴 |
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職業 |
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担当楽器 |
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活動期間 | 1981年 – |
レーベル |
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事務所 | VERMILLION |
幼少期から学生時代:音楽との出会い(1961年~1980年
1961年、大阪府豊中市で生まれた松本孝弘さんは、幼少期から音楽に親しみました。中学3年生の時、両親からビートルズのアルバムをプレゼントされ、これが音楽への興味を深めるきっかけに。
高校時代にはバンド活動を開始し、ギターの腕を磨き、組んでいたアマチュアバンド「スーパーイマージュ」でテレビ東京系『ロックおもしロック』に出演したこともあるそうです。
セッションミュージシャンとしての活動(1980年~1987年)
卒業後はミューズ音楽院に入学したが、講師に実践での演奏を勧められ音楽院を中退。
音楽院中退後は、セッションギタリストとしてプロでの活動を開始。
1980年代には、TM NETWORKなどのアーティストのツアーやレコーディングに参加したり、セッションバンド「うるさくてゴメンねBAND」に参加しライブ・アルバムも発売しています。
B’z結成とブレイク(1988年~1999年)
1988年、松本さんはボーカリストの稲葉浩志さんとともにB’zを結成し、シングル「だからその手を離して」でデビュー。
1990年の5thシングル「太陽のKomachi Angel」で初のオリコンチャート1位を獲得したのを皮切りに、数々のミリオンセラーを日本の音楽シーンで不動の地位を築きました。以降、アルバムの売上記録を次々と更新する伝説的な存在となります。
ソロ活動と国際的評価(1999年~2011年)
1999年にはギブソン社から世界で5人目、日本人初のレスポール「シグネチュア・アーティスト」に選出されました。さらに2011年には、ラリー・カールトンとの共作アルバム『TAKE YOUR PICK』で第53回グラミー賞を受賞するなど様々な国際的な評価を確立しました。
地元への貢献と現在(2012年~現在)
松本さんは地元・豊中市とのつながりを大切にし、2017年には豊中市立文化芸術センターで凱旋ライブを開催。また、豊中市文化芸術振興基金に寄付を行い、音楽を志す学生たちを支援しています。
参考記事:
市出身のミュージシャン・松本孝弘さん(B’z(ビーズ))から音楽に関わることで貢献したいと申し出があり、市文化芸術振興基金に寄付をいただきました。
寄付金は、B’z30周年を記念した展示会「B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018」において、松本さんが過去にステージで使用されていたスピーカーキャビネットのサイレントオークションの実施により、集められた寄付金です。その上で、「音楽を志す学生を応援したい、自分に続くミュージシャンの育成に繋がれば」という松本さんの意向を踏まえ、このたび、その全落札金額を市に寄付していただくことになりました。
2024年5月25日、26日にも豊中市立文化芸術センターで凱旋公演を開催しています。