吉田鋼太郎の若い頃がすごい!劇団と俳優の二刀流な天才の画像まとめ

吉田鋼太郎さんといえば、その重厚感ある演技と渋みたっぷりのルックスで、多くのファンを魅了する名優。特に中年以降の大ブレイクで、その存在感を日本中に知らしめました。ですが、吉田さんの若い頃の姿が想像できる人は多くないかもしれませんね。

この記事では、そんな吉田鋼太郎さんの若い頃の写真やエピソードを振り返りながら、現在の姿とのギャップや彼の俳優としての歩みをたっぷりとお届けします。

現在の吉田鋼太郎さん

吉田鋼太郎さんの生年月日は1959年〈昭和34年〉1月14日。

2024年12月現在で65歳になります。

青年期〜舞台主宰で名を上げる時代(〜2012年)

日野市立日野第三中学校を卒業後、全寮制の聖パウロ学園高等学校に進学。

高校時代に劇団雲のシェイクスピア喜劇『十二夜』を観て役者を志したと言います。吉田さんがのちに劇団AUN(吉田さん主宰)を仲間と立ち上げ、同じ曲目を演じるほど魅了された作品で、2012年のインタビューでは「何度見ても面白い」そして「もっと面白くしたい」と熱量を上げることができる作品だとコメントしています。

当時吉田さんが魅了された劇団雲「十二夜

上智大学文学部在学中にシェイクスピア研究会で同作に出演し初舞台を踏みます。その後、大学を中退し、劇団四季で6か月活動したのち、シェイクスピア・シアター、劇工房ライミング、東京壱組などの舞台を経験。

そして1997年、演出家栗田芳宏と劇団AUNを結成し、演出を手がけるようになりました。

2000(C)「グリークス
2000(C)「グリークス
2007年(C)「コリオレイナス
2012「十二夜」劇団AUN(吉田鋼太郎主宰)

シェイクスピアやギリシア悲劇など古典作品でその演技・表現力が評価され、日本を代表する演出家の1人・蜷川幸雄氏の作品の常連に。そして、藤原竜也さんや、小栗旬さんらとも親交を深めます。

芸能界でもブレイクスルーの時代(2013〜)

2013年、吉田鋼太郎さんは『半沢直樹』で半沢の上司の内藤役を演じ、「めちゃくちゃ優しい上司」としてじわじわと人気を集めます。

2014年には『花子とアン』で実業家・伊藤伝右衛門をモデルにした「男気溢れる一途な石炭王」嘉納伝助役を演じました。この演技が高く評価され、テレビ視聴率も24.7%の大ヒット作として成功を収めます。以降、映像作品への出演が増加することになりました。『東京センチメンタル』では初の主演を果たします。

劇中では唯一とも言える、主人公半沢の味方役
2013(C)テレビ東京「半沢直樹」
ヒロインを一途に愛する男気溢れる男性を演じました。

また、2016年は一つの節目となることが起きます。

一つ目は蜷川幸雄氏が亡くなり、芸術監督を引き継いだこと。2016年10月には蜷川幸雄氏の後を受けて『彩の国シェイクスピア・シリーズ』の2代目芸術監督に就任し、現在に至るまで舞台芸術にも力を入れています。

舞台を大切にしつつも、俳優としてのキャリアと人気はこの後も鰻登りに。

ブレイクスルーが起きたのは、2016年放送開始のテレビドラマ「おっさんずラブ」での役柄と言えるでしょう。コミカルかつ愛嬌のあるキャラクターを演じ、彼の新たな一面が世間に認知されました。

これをきっかけに、映像業界での活躍が本格化。現在に至るまでに多数のドラマ・CM・舞台で活躍を見せています。今後も吉田鋼太郎さんの演技に魅了される人が止まないでしょう。

結婚について

吉田鋼太郎さんは2016年1月1日に一般女性と結婚しました。しかしプライベートな姿はあまり公表されず、新聞記事での事実確認のみができる状態です。これは事実婚を含めると4回目の結婚となるそうですが(!)、2017年2月には結婚式を挙げ、2021年3月5日には第二子となる女児(長女)の誕生を報告しました。

2度目の妻との間にも長男もいます。家庭を持ちながらも、仕事に精力的に取り組んでいます。

受賞歴
1998年第6回読売演劇大賞 優秀男優賞
2000年第36回紀伊國屋演劇賞 個人賞
2013年第76回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞 – 『カラマーゾフの兄弟』
2014年第64回芸術選奨文部科学大臣賞 演劇部門 – 『ヘンリー四世』
2014年東京ドラマアウォード2014 助演男優賞 – 『花子とアン』・『MOZU』
2014年第82回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞 – 『花子とアン』
2015年GQ Men of the Year 2015
2018年第12回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 助演男優賞 – 『おっさんずラブ』
2018年第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞 – 『おっさんずラブ』
2018年東京ドラマアウォード2018 助演男優賞 – 『おっさんずラブ』